冬の祈り

祈りの言葉はある程度書き留めるほうがいいかもしれない

いろいろあって立ち直る岡部倫太郎

6月にするべきことをすべて終わらせたので今日の残りは午後休とした。具体的には論文の投稿と成績報告。論文、通るといいけど……。祈り。

 

シュタインズ・ゲート ゼロ」というアニメがどれくらい大変な話なのかを説明します。原作ゲームはプレイしていないのでアニメの話だけ。

本編である「シュタインズ・ゲート」のラストでは岡部倫太郎が牧瀬紅莉栖を助けることに成功してハッピーエンドを迎えるわけだけれど、「ゼロ」はそのラストでもし岡部倫太郎が牧瀬紅莉栖を助けることを諦めていたら……という話。もう少し厳密には、本編では岡部倫太郎は牧瀬紅莉栖の救出に一度失敗したことにより15年後の自分から届いていたビデオメールを再生できるようになって、15年後の自分からの指示に従って二度目で救出を成功させるのだけれど、「ゼロ」では、救出を一度で諦めてしまい二度目の成功を収めなかった岡部倫太郎のその後が描かれる。「ゼロ」での失意の岡部倫太郎こそが、その後タイムマシン開発に15年(実はもっと長い)を捧げ開発に成功し、15年前の自分にビデオメールを送った岡部倫太郎だというわけ。だから「ゼロ」は、ものすごく大雑把に言うと、牧瀬紅莉栖救出に失敗した岡部倫太郎がいろいろあって立ち直るまでを描くストーリーなのだけれど、まあその立ち直るまでの期間が長い。2クールアニメの20話分くらいかけて牧瀬紅莉栖を救えなかったことを引きずり続ける岡部倫太郎が描かれていたと思う。これいつまでこの調子なんだ……?と思いながら当時は見ていた。修士1年目の4月から9月までの期間。でもその頃は元気だったのでなんか毎週見ていた。

 

だから修士1年目の春から秋頃と言われると哲学若手研究者フォーラムでの発表と原稿執筆と「シュタインズ・ゲート ゼロ」のことばかり思い出す。何を歌っているのかよくわからないOPとEDも。一昨日、片方をカラオケで歌ったので「ゼロ」のことを思い出したという経緯。

 

2018年のことはともかく最近のこととしては、6月は指導教員から、投稿する原稿に対するコメントを合計3回もらった。毎回微修正しただけの原稿を見せているというのにまだ言われていない生産的なコメントを大量にくれるのでびっくりしていた。どういう能力なんだろう、あれ。真似できる気がしない。すごいなあ。

 

明日からの7月は博士論文執筆を根本的に前進させる月。
なんとかしないとまずいよー。